死生観について考える~諸宗教にみる死生観~

生死学(宗教社会学)

近年、少子高齢化社会が進展する中、死について思いをはせることが誰にとっても身近なことになってきています。日本の宗教学者、岸本英夫は、宗教を「人間生活の究極的な意味をあきらかにし、人間の問題の究極的な解決にかかわりをもつ」現象と定義していますが、これは、死をめぐる解決に力点をおいた定義といえます。本講座では、宗教学の視点から、世界の宗教文化にみられる死生観について概観し、人が死をどのように意味づけ、理解してきたかについて共に学びを深めていきたいと思います。

宗教学(宗教社会学)の視点から東アジアの宗教文化をテーマとしてきましたが、現在は死生観をめぐる宗教比較に焦点をあてた研究を進めています。近年、臨死体験をめぐる学際的な研究が進展しており、宗教学の立場からこのテーマを追求しています。

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